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アルミ鋳物による部品製造

平成21年度ものづくり中小企業試作開発支援事業が確定しました。

昨年秋に認定頂いた経済産業省・全国中小企業団体連合会の平成21年度ものづくり中小企業試作開発支援事業(平成22年9月〜12月)の期間が完了し、事業の確定を頂きました。今回の認定で新商品の開発に着手し、多くの成果を上げることができました。さらに現在も継続して製品開発中です。弊社で得意の金型鋳造技術に磨きをかけ、我が国の素材産業の小さな礎になることができれば本当に嬉しいことだと思います。

溶解温度を±10℃で管理。

アルミ鋳物の品質維持に欠かせない温度管理。 弊社では、デジタル式の温度管理設備により、溶解温度を常に700℃〜730℃の温度帯で管理しています。 脱ガス設備と連動し成分中の水素ガスを徹底して除去することが目的です。 この設備は年末にかけて装備した最新型ですが、以前に比べ格段の高性能になっています。 『温度管理』こそ品質に直結する要素だけに鋳物製造の要ともいえるポイントです。 DSC03512.jpg

CNC旋盤を導入。

耐用年数を過ぎた従来タイプの旋盤を入れ替え、年末にかけて導入したCNC旋盤です。森精機のCL235で長尺対応のタイプです。 やはり精度が要求される機械加工にはNCが不可欠。機械工場煉の床も念のため基礎をRCで打ち直ししました。 最大加工径460mm 最大加工長480mm 主軸回転速度(min-1)35〜3,500 DSC03508.jpg

最新の脱ガス設備で「ス」の少ない鋳物。

溶解したアルミの成分から不要な水素ガスや介在物を除去する不活性ガス注入装置の最新型の工事が完了しました。今回の設備は従来型の一方向回転式でなく、正逆回転ができるタイプで、大きな効果が期待できます。脱ガス設備は高い品質を保証する為にはもはや必需品で、海外品との品質競合においても必要不可欠といえます。 同時に、アルミ鋳物の品質維持に欠かせない温度管理ですが、溶解温度を常にコントロールしています。脱ガス設備と連動し成分中の水素ガスを徹底して除去することが目的です。 DSC03490.jpg アルミ溶湯清浄装置

アルミ鋳物による安定した品質、コスト低減をご提案申します!

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金属素材からの切削加工、板金加工から鋳物にすることで、品質の安定とコストダウンに大きく貢献します。 難しい形を機械加工により寸法を出すのではなく、鋳物で一体成形することで加工工数を減らすことが可能となります。

また、より少ない加工と材料で、求められる役割を果たす製品を作るため、3Dデータによる干渉チェックなどのシュミレーションを実現しています。

結果的には板金による加工では手間とコストが必要な形も、鋳物による一体成型で部品点数も減らすことができます。溶接の必要が無くなることで、費用を削減できると共に、熱変形などの心配も無くなります。

さらにデザインも自由自在で外観・意匠も綺麗に。
もちろん塗装などの最終工程まで一貫生産で安定した品質をお届けできます。



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