デザイン費用については、案件によりますが、お打合せの上、基本プランについての御提案は無料です。

製品の型を直接金属で作り、重力にて鋳込む金型鋳造に対し、砂型鋳造は、マスターピースを砂に再転写して鋳込み型を作成し、鋳造する方式です。金型鋳造は、砂型鋳造に比べ、安定した品質の寸法精度・鋳肌が得られます。
ただし、型の製作コストは、金型の方が砂型に比べ、通常、数倍（形状により異なります）かかります。
逆に1個あたりの鋳造コストは、砂型に比べ、目安としては金型の方が割安であり、製品の生産数、要求精度に応じて、いずれの鋳造方式を選ぶか検討するのがよいでしょう。通常500個以上であれば、金型を検討されることをお薦めしています。

金型の場合、一旦型が完成すればほとんど同一形状で連続鋳造できます。一般的な寸法公差については、形状により差があるため一律には表現できませんが、お打合せの上、御提示いたします。また砂型による少量生産の場合は、マスターピースの再転写による品質劣化（転写が甘くなる）を防ぐため、特に粒度の細かい肌砂を使用し、対応いたします。

アルミの素地色の他、アルマイトや塗装がお選びいただけます。塗装色は、弊社のカラーシート見本、日本塗料工業会等の色番、またご指定の色での塗装対応いたします。但し、ゴールド・シルバー系の場合、金属光沢は表現できませんのでご了承ください。

使用環境にて要求される耐候性、耐久性に準じ、塗料の選択やフッ素加工などに対応いたします。

鋳造以外の工程、機械加工・焼付塗装も可能です。

通常ですと、製作図面のご承認から木型製作で2週間程度（金型ですと30〜45日程度）、試作頭出しは1週間程度いただいており、その後生産に入ります。

ご要望に応じたカタログを用意しております。また掲載していない製品もありますので、まずはご一報ください。

鋳物パネルはアルミ合金です。比重は鉄の約1/3ですから、通常の大型門扉（開口12ｍｍ程度）であればお一人でも開閉に全く問題ありません。

マンション門扉の場合W=800〜900が標準ですが、W=1000　H=1500まで御希望のサイズで製作する事が可能です。

手摺の取り付け高さは1段の場合75〜80cm程度、2段の場合は60〜65ｃｍ程度とし、誘導を考慮し連続して設置する基準になっています。（「福祉のまちづくり条例」より）